人手不足を助けてくれるのは配膳ロボット?!配膳ロボットについて解説

昨今人口が減少し、若い労働力が減ってきています。そのため、今までのように安価に学生アルバイトを雇うことができなくなってきています。それに伴い飲食店を始めとするサービス業では人手不足が深刻な影響が出ています。この問題の解決策として、飲食店内のサービスの効率化や自動化が特にチェーン店を中心に進んでおり、その中の配膳についてロボットが人手不足の解決として注目されています。今回は配膳ロボットについて紹介していきます。

配膳ロボットが導入されている飲食店

配膳ロボットは2023年ではおおよそ1万万ほどが導入されていると見られており、そのうち飲食店が95%を締めているといわれています。また2030年の予測ではこの4.9倍の3万890台ほどになると予想されているそうです。

今配膳ロボットに注力している外食チェーンはすかいらーくグループで、ガストやバーミヤンで、猫型ロボットが料理を運ぶ様子を見たことがある人は多いかと思います。22年12月に猫型配膳ロボットを、全国のガスト、しゃぶ葉、バーミヤン、ジョナサン約2,100店舗に、3,000台を導入したと発表しています。

これらの導入されているロボットは、中国の大手ロボットメーカーPudu Roboticsが開発した猫型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」というものだそうです。またすかいらーくではこの配膳ロボットを21年8月に実証実験を開始し、そこから約1年4カ月でのスピード導入だったそうです。

配膳ロボットのコスト

配膳ロボットのコストは、種類も色々あって様々ですが、5年プランで月々89,800円~に初期費用が別途かかるのが目安金額だそうです。またPuduRoboticsの猫型配膳ロボットは、設置代金混みで、参考価格として1台370万円で取り扱っている会社もありました。また2022年9月にRomibot S1はリリース時に税抜99万円であることを発表しており、話題となっておりました。

配膳ロボットの導入メリット

導入メリットはもちろん人手がかからなくなることです。例えば、ピークタイムにはキッチンからたくさん料理が出てくるため、ホール以外のメンバーもフォローに入って配膳を行なっていた場合、配膳ロボットを導入すればその作業をロボットが肩代わりするので、ヘルプが必要なくなり、人件費削減につながります。
また、配膳ロボット導入により、ドリンクバーをよりきれいにできたり、トイレの清掃なども頻繁に行なうことでサービスの向上につなげながら、ピーク時には今までより早く空いたテーブルを片付けることができ、次のお客さんにスピーディーに入っていただけるようになります。

今回は配膳ロボットについて紹介していきました。導入するのにはコストが掛かり、小さくて狭いお店の場合、配膳ロボットが通る通路に十分な幅がなかったり、自分で配膳したほうがコストが低い場合もあります。
しかし、配膳をロボットにやってもらった場合どうなるか、お店の中での動きをもっと効率化できないかを考えてみるきっかけになるだけでも店舗運営が改善すると思いますので、ぜひ一度、配膳ロボットの導入も検討してみてください。

◯会社概要
㈱店舗高値買取センター
住所:東京都新宿区西新宿1-4-11全研プラザSpaces 4階
•HP: https://t-kaitori.com/
•撤退希望者向け: https://t-kaitori.com/lp/

一覧へ戻る