飲食店のリピーター顧客を増やす方法。集客の秘訣とは

今回は、リピーター顧客の集客に悩まれている方へ、アナログな方法からWebの対策までどういった事をすれば、お客様に二度、三度と来店いただけるのかを解説していきます。

リピーター顧客が必要不可欠な理由

まずリピーター顧客がなぜ飲食店には必要不可欠なのかということを説明していきます。

1. 口コミによる新規顧客獲得

リピーターのお客様からの口コミは、閲覧者に信頼性が高いものと認識されるため、常連客への口コミの書き込みの推奨は新規顧客獲得にとって非常に重要です。

2. 顧客単価向上

リピーターのお客様は、来店するお店に対して信頼や安心感を抱いて頂いていることから、店舗での滞在時間が長くなる傾向にあります。そのためリピーターのお客様となると店舗側としてもお客様の顔や名前を覚えることができ、よく注文されるものや好みのメニューをお勧めすることができ、顧客単価の向上を見込むことができます。

3.  安定した収益源

リピーターのお客様は、一定頻度で売上を担ってくれていると言えます。一度きりの来店ではなく、リピートしていただき継続的に収益をえることが経営の基盤となり、安定したお店作りにつながります。

効果的な集客方法

次に効果的な集客方法について説明していきます。

1. ホームページを充実させる

飲食店にとってホームページへの情報掲載を充実させることは集客面にて必要不可欠です。メニューや営業時間、店舗の特徴などを詳細に記載することで、お客様にオンライン上でお店の事を見つけてもらいやすくなります。ホームページの必要性については、以下を併せて読んでみてください。

2. SEO対策

近年、重要と言われているSEO対策です。インターネット社会となった現代では、集客をする上では、必ず対策を行うべきものになっています。

店舗に関連するキーワードをWeb上でヒットするように対策を行うこと、店舗を展開している地域に特化したSEO対策など、オンライン上でお店探しをしているお客様にお店の情報を届けるために対策することが集客を伸ばすためには必須です。

3. SNSの活用

近年SNSは、集客市場の中でグルメサイトを追い越す媒体に成長してきています。特に、Instagramの若年層 (20代〜30代前半) のユーザーの70%が、飲食店を探す際にInstagramを使用したことがあると回答するアンケート結果も出ているそうです。

直近5年ほどで集客媒体が大きく変わってきており、近年グルメサイトが下火になり、SNSやGoogleマップが主なお店探しの入り口となっています。

また、特筆すべき飲食店が摂るべき行動は以下の通りです。

① 欲を刺激する写真や動画を投稿する

文章だけでなく視覚からの情報は、来店促進に効果的です。

② ハッシュタグを利用したブランディング

SNSでは「#居酒屋 〇〇」「#東京焼肉」「#大阪ランチ」など、ハッシュタグをつけることが可能です。検索数が多いワードを記載することで、検索にヒットしやすくする事も可能であり、お店の特徴を伝えやすく、ブランディングの効果も絶大なため、ハッシュタグを利用するようにしましょう。

③ コメント等に迅速に返信を行う

SNSを利用しているユーザーは承認欲求が高いことが多く、リプライなどが店舗からあった際はちゃんと見てくれていると感じ、その店に対して好感を抱きやすいため二次来店に繋がりやすいと言われています。

リピーターを増やすための対策

1. 顧客データを蓄積する

お客様のデータは店舗にとって貴重な財産です。例えば、注文履歴や誕生日、来店される際のお連れ様が友人なのか接待で利用されているのかなどがこのデータにあたります。サービス向上の目的としても有効に活用すべきですが、顧客満足度を高め「もう一度このお店に来よう」と思って頂くためにもこのデータを活用しましょう。

顧客データを蓄積させていくには、予約台帳やPOSレジの導入を検討しましょう。予約時の記載項目に生年月日などを追加するだけでも誕生月にクーポンを配布するなど来店機会を作るのに役立たせることができます。

2. 店舗独自のアプリ、LINEやInstagramなどのSNSの活用

来店して頂いたお客様に店舗のアカウント等をフォロー頂き、フォロワーに対してだけ告知を行う事で来店の促進することができます。フォロワーが伸びない、ダウンロードしてもらうのが難しいなどの障壁はありますが、割引特典の設定や、注文方法をモバイルオーダーにすることにより、スムーズにお客様に登録いただくことができるシステムも開発されています。

3. Googleマップの口コミの促進

お店探しで一番使われているのはGoogleマップです。Googleマップの店舗ページの口コミを多くのお客様がお店探しをするうえで注視しています。また、Googleに限らず口コミを書いてくださる方々は、「自身の書いた口コミがどれだけ見られているのか」という点にも関心が強いことから、内容の良し悪しに関わらず即返信をするようにしましょう。その他、口コミへ店舗や一般のユーザーがいいねをしたり、リアクションを行うたびに、口コミを書いてくださった方へ通知が届くため店舗を思い出してもらう為のツールにもなり一石二鳥なため、接客的にいいねやコメントを返すようにしましょう。

4. 限定メニューの導入

これはアナログな方法ではありますが、限定メニューの導入はリピーターのお客様獲得につながります。いつもと変わらない味に対して、安心感があって来店してくださるお客様もいらっしゃると思います。しかし、定番メニュー以外にも季節野菜を使ったメニューや、春夏秋冬、四季ごとに目玉のメニューを売り出すなど、来店機会を店舗側が作ることも重要です。例えば、冬場はおでん、夏場であれば冷製パスタをランチから提供してみるなどメニューを替えることで顧客のリピート率を高めることが期待できます。

歓迎会などで、現在繁忙期かと思いますが、客足が遠のく時期もすぐやってきてしまいます。今たくさん来店いただける時期に閑散期に向けてのリピーター作りに注力するようにしましょう。

◯会社概要
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