初期費用を抑えたいあなたにお勧め!「フリーレント」付き物件とは!?
飲食店開業の物件探しの際に、絶対に知っておきたいのが「フリーレント」付き物件。「フリーレント」とは、最初の1~2カ月程度、家賃が無料になる制度です。借り手には、メリットしかないように思える制度ですが、デメリットもよく理解したうえでうまく活用していくことが吉です。今回はフリーレントについて詳しく解説します。
そもそも「フリーレント」付き物件とは
フリーレントとは、賃貸物件の貸主が「最初の〇カ月は家賃無料!」と家賃無料期間を設定をすることです。無料の月数は1カ月が最も多いですが、2カ月以上の場合もあります。
フリーレントのメリットとは?
貸主が「フリーレント」を付ける理由は、物件の空室率が高い状況で早く借り手を見つけるためです。家賃自体を値引きすればいいのでは?と思われるかもしれませんが、家賃自体を値引きすると、他の既存テナントからも値引き交渉をされることがあります。しかし「最初の1カ月無料」で契約すればその心配はなく、「次月からは家賃が入る」という確約が得られます。
また借主のメリットとしては、内装費などまとまった金額を投資する必要がある開業時に少しでも初期費用が抑えられるということがあげられます。
フリーレントのデメリットとは?
ここまでフリーレントのメリットをお話してきましたが、ここからはデメリットをお話していきます。
●フリーレント付き物件は条件が限られることがある
たいていの場合、あまり好立地でなかったり、エリア内に似た物件が多いなど、長く空き店舗となっていた物件が「フリーレント」付きとなって公開されます。そのため好立地の物件や、自分が求める条件に合うよい店舗物件を見つけたい場合は、「フリーレント」を初めから期待することはやめた方がいいでしょう。
●違約金が発生する可能性がある
フリーレント付き物件を契約する際にほとんどの場合、一般的な賃貸にもあるように1年あるいは2年といった最低契約期間の定めがあります。最低契約期間より前に解約すると、違約金としてフリーレントの家賃相当額を請求されます。ただし、早期撤退の際に違約金が発生するすることを認識したうえで「やはりフリーレントで初期費用を抑えたい」という方もいると思います。

物件契約の際、フリーレントの交渉はできる?
一般的な店舗物件を契約しようとするときでも、1カ月分のフリーレントを付けてくれるよう交渉することは可能です(可能ではありますが、必ず交渉が成立するとは限りません)。地域差等もありますが、全体の傾向としては、貸店舗の供給がその地域に多く、やや借り手市場となっている場合、フリーレントが一般化しています。「家賃自体の値下げ」の交渉は難しくても、「フリーレント」であれば貸主が承諾しやすいです。すぐに借り手が見つかる人気物件では交渉の余地はほぼないですが、しばらく空室が続いているような物件であれば交渉の余地があります。
また、貸主に直接交渉することはあまりなく、間に入る不動産仲介業者に交渉を依頼することになります。そのため、まずは不動産仲介業者に相談をしてみてください。飲食店開業の場合、「店舗の内装工事に1カ月半程かかるので、1カ月をフリーレントにしてほしい」といった交渉であれば、理解を得られやすく、貸主側も交渉にのってくれる場合が多いです。弊社取り扱い物件に関しましては、弊社に一度お問い合わせください。
フリーレントを利用して、初期費用を抑えつつ理想のお店つくりを行っていきましょう。
◯会社概要
㈱店舗高値買取センター
住所:東京都新宿区西新宿1-4-11 全研プラザSpaces 4階
•HP : https://t-kaitori.com/
•撤退希望者向け : https://t-kaitori.com/lp/
