ドライブスルーは個人店でも導入可能!注意点やロードサイド物件の選び方
ドライブスルーは利便性が高いため、利用者が多いです。そこで、飲食店、特に個人店がドライブスルーの導入する方法と注意点、ドライブスルーと相性のよい物件をご紹介します。
飲食業の多業態がドライブスルーを導入済み?!
ドライブスルーとは一般的に、お客さまが車に乗ったまま、商品のオーダー、受け取り、支払いまでができるサービスです。また、車を降りて店舗に入るよりも気軽に購入できることが最大のメリットです。『マクドナルド』や『スターバックス』『吉野家』などの大手チェーンがドライブスルーを活用しており、多くの企業が取り組んでいることから、重要な販路になり得るのはお分かり頂けるかと思います。
飲食店営業許可があれば、ドライブスルーを導入することが可能
ここでは、いざ飲食店がドライブスルーのサービスを始めたいという場合、どんな準備が必要なのかを紹介します。
まず「お客さまが注文した品物を店舗敷地内で受け取って帰る」という点で、ドライブスルーはテイクアウトサービスです。そのため、テイクアウト同様、飲食店営業許可を受けている飲食店が、飲食店営業の許可を得ている場所で注文に応じて調理し、持ち帰り用にしてドライブルーにて販売することに対して許可を取る必要はありません。そのため、飲食店営業許可があれば、個人経営の店舗でもすぐにドライブスルーを始めることができます。
しかしここでの注意点は、飲食店営業許可のみを受けている飲食店の場合、ドライブスルーで店内メニューにはない商品は販売できません。また、その他にも許可が必要な商品が存在することに注意していください。例えば、作り置きした惣菜、冷凍商品、菓子類、アルコールなどは飲食店営業許可だけでは販売できません。そのため、ドライブスルーでも販売することはできません。ドライブスルーでの商品の扱いに迷いがある場合、事前に保健所へ相談、確認をしましょう。
ドライブスルーを導入しやすい物件
ここではドライブスルーを導入しやすい物件について紹介していきます。
まず、車が移動できる広さのある物件ならドライブスルーで提供できるというわけではありません。その他、店舗の前の道路が渋滞し、周辺のお店などに迷惑を掛けてしまう店舗での導入は、おすすめできません。ドライブスルーと相性がよい物件は、「ロードサイド物件」と言われるものです。ロードサイド物件とは、幹線道路や生活道路沿いなど通行量が多いエリアにある物件です。車での来店を想定してつくられており、ドライブスルーをはじめるのに理想的な物件です。
ロードサイド物件の詳しい内容については、以下の記事に記載していますので合わせて確認頂ければ幸いです。
ドライブスルー物件選びで事前に知っておきたいこと
お客様が車で来店されることを見込んだ場合、商圏は移動時間が10~15分程度の場所まで広がると言われています。「お年寄りの方も多く住んでいる」「ファミリー層が多い」など商圏の特徴をとらえ、提供していきたいメニューと立地を見極めましょう。
ただし、商圏が広いということは、メリットですが、自身の店と距離的には離れている店舗が競合になってしまうというデメリットもあります。移動時間が10~15分程度の場所にある飲食店までリサーチし、競合に足を運んでみるのもいいでしょう。その他、ロードサイドでは「高い位置に看板が設置できること」など視認性が他のエリア以上に重要です。道路を走っている車が気づいてくれる看板を設置する必要があります。
ドライブスルーを導入し、売上を伸ばしていきましょう。
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