飲食店にショップカード、作り方のポイントを徹底解説

ひと昔前まで、お店の名前が刻まれたマッチ箱やライターが無料配布され、それを見た人が「またこの店に行きたいな」と思える宣伝素材となっていました。しかし、インターネットが普及している現在、なんでもネット上で宣伝できるようになり、物理的な宣伝素材を見る機会が減っているように感じると思います。

しかし、あえてショップカードを作り配る飲食店があります。今回は、飲食店のショップカードが必要な理由と、作成時におさえておきたいポイントを記載しています。周りの飲食店と差別化ができていない飲食店や、うまく集客ができず経営難を感じている飲食店こそ、ショップカードの使い道を見直してみましょう。

飲食店にショップカードが必要な理由

飲食店にショップカードが必要な理由は、以下があげられます。

① そのお店を思い出してもらえる
② リピーター客の獲得
③ 宣伝してもらえる

ショップカードは、手にとって保存してもらえるものだからこその強みを活かすことで、経営状況にも大きなメリットを生み出します。

① そのお店を思い出してもらえる

街を歩けばいくつも存在する飲食店の中から、印象に残るお店にするのは難しいものです。
料理やお店の様子は覚えていても、お店の名前までは思い出せない…という経験があるのではないでしょうか。とても印象的で美味しい食事を提供したとしても、お店の名前と住所まで覚えてもらうのは、至難の業です。後々インターネットで調べてもらっても、「あれ、ここだっけ?」となってしまうこともしばしば…。
そこでショップカードを持ち帰ってもらい、なんらかの形で保存してもらえれば、確実にまた足を運んでもらうための地図にしてもらう有効な手段です。

② リピーター客の獲得

「①そのお店を思い出してもらえる」でも述べましたが、お店の情報をのせたショップカードを持っていてもらうことで、ふとした瞬間に財布からそのカードが見えた際に「また行こう!」と思ってもらうきっかけになるかもしれません。電話番号や公式ホームページのアドレスをのせておけば、気軽に予約してもらいやすくなります。
更にホームページ上などで、すぐに空きや予約状況を確認してもらえるようにすることで、「いつものところにしよう」という考えに変えてもらえるように動いてみるといいでしょう。

③ 宣伝してもらえる

ショップカードは、お客様同士での話題につながることもあります。例えば、「この間行ったこの店とても美味しかったよ」とお客様からお客様へショップカードが渡ることもあり得ます。ショップカードを作ることにも費用はかかりますが、お客様から直接の口コミがあれば、宣伝効果は費用以上になります。

ショップカード作りのポイントは

ショップカードを作るときには、下記のようなことを意識しましょう。

① 店舗情報
② デザイン
③ 質問されやすい内容の記載

以下で詳しく説明します。

① 店舗情報

以下の様な店舗の情報は必ず入れておくようにしましょう。

・店舗名
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・営業時間
・定休日
・SNSのアカウント名

お店の場所がわかるように、小さな地図を入れて置いたり、QRコードを読み取ると店の位置がGoogleマップ上に表示されるようにするなどすると新設です。
小さな地図を入れると、視覚で位置がわかることで、近くに足を運ぶ際にふらっと来店してもらいやすくなります。

上記の情報は、わかりやすさを重視して記載するようにしましょう。

② デザイン

ショップカードは集客ツールになるからこそ、すぐに捨てられてしまわぬようにデザインにもこだわりましょう。以下のことに注意しデザインにしましょう。

・お店の特徴を記載している
・料理の魅力を全面に出す
・集めたくなるデザイン
・人にみせたくなるでゼイン

上記のようなデザインのショップカードを作ることで、「またこのお店で新しいショップカードがゲットしたい」と足を運んでくれるお客様が増える可能性もあります。

例えば、季節などによって違うショップカードを作成することで、SNSでも拡散してもらいやすくなり、自然とお店の知名度が上がることもあります。その他、表面はおもいきってお店の主張を少なくしつつ、裏面には看板料理の写真を入れたショップカードをつくることで、お客様の家に飾ってもらうことを狙うのも一つの手です。

しかし、ショップカードのデザイン性にこだわりすぎて、お店の名前がどこにあるのか分からないなどになってしまっては本末転倒なため注意しましょう。

③ 質問されやすい内容の記載

例えば、ターゲット層にあわせて下記のような情報を書いておくことで、「そういえばここなら対応してくれるはず」と、思い出してもらいやすくなります。

・禁煙席や喫煙ルームの有無
・お子様用の椅子や、ベビーカー席の有無
・宴会の可能人数
・飲み放題料金や時間

その他、ショップカードのデザインを季節ごとなど定期的に変えるのであれば、「次回のデザインは◯月◯日から無料配布!」や、ショップカードを持っている場合の得点などを記載すると、「またこの時期に来なきゃ」と思ってもらえる可能性もあります。またお店の季節限定メニューの提供期間を記載しつつ、定期的に自慢のショップカードデザインを変更しておくのも良いです。

ショップカードで差別化を

ショップカードを上手に活用することで、他のお店ではなく自分のお店を選んでもらうきっかけになることがあります。目をひくショップカードであれば、ふとした瞬間に思い出してもらえることもあります。

せっかくショップカードを作るのであれば、中途半端なデザインですぐに捨てられてしまうものより、ずっと保存してもらえるものが良いです。納得できるデザインを考えて、お客様に愛されるショップカードをつくってみてください。

◯会社概要
㈱店舗高値買取センター
住所:東京都新宿区西新宿1-4-11全研プラザSpaces 4階
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