バー経営の7つのコツと経営する上での注意点3点
本日はバーの開業に必要な資金と経営を黒字化するための7つのポイントとバーを経営する上での注意点3点紹介します。
バー経営の7つのコツ
バーの経営を成功させるためには、自店舗ならではの魅力をアピールすること、他店との差別化を図ることなどが重要なため、これらを意識して8つの経営のコツを紹介していきます。
立地
まずはバーに限らず、飲食店を経営するうえで最も重要とも言える、立地について。立地によって顧客層も変わるため、バー開業時に決めたコンセプトが立地にマッチしていないと、顧客獲得に繋がりません。一般的に良いとされる立地を意識するよりは、自ら考えたコンセプトにマッチすることを意識し立地を選びましょう。その他周辺のライバル店舗が、どのようなコンセプトやメニューで売り上げを伸ばしているか、調査、分析してみましょう。
顧客とのコミュニケーション
顧客とのコミュニケーションは、バーテンダーには欠かせないスキルです。他の飲食店よりもコミュニケーションが重視される傾向にあります。お酒より「会話」を楽しみたい顧客も多いため、「話す」と「聞く」のスキルを両立させ、顧客の居心地が良くなる店舗づくりを目指す必要があります。バー開業時には、コミュニケーションを重視し、自店舗のファンを増やすことを意識しましょう。
イベントの開催
定期的なイベント開催も、バーを開業時には重要です。例えば、季節に合わせたイベントや、試飲・交流イベントなどを開催することで、他店との差別化を図りやすくなります。SNSアカウントを活用しイベント周知などを行うとより効果的です。
キャッシュレス決済
キャッシュレス決済には、クレジットカード、電子マネー、スマホ決済など様々な種類があるので、立地や顧客層に合わせてキャッシュレス決済端末の選定を行いましょう。
チャージ料
バーの立地によって、飲食料金だけでは収益を獲得しづらいことがあるため、チャージ料を取ることも視野に入れましょう。チャージ料は、一般的には500〜1,000円が相場です。チャージ料を導入すると、顧客単価が引き上げられるため、収益が安定しやすくなります。
オリジナルメニューの作成
行きつけのバーにしてもらうためには、自店舗ならではのオリジナルメニューは必須です。例えば、希少価値の高いお酒やオリジナルカクテルの提供するようにしましょう。近年では「SNS映え」を意識する顧客が多いため、味も大切ですが、見た目にこだわったメニュー開発にも力を入れましょう。
顧客が通いやすい値段設定
メニューの価格は、顧客が通いやすい範囲で値段設定することが重要です。人気の高いお酒は原価に近い価格設定にして、魅力的なオリジナルメニューの価格を高めにすることで、収益と集客のバランスが取りやすくなります。
バーを経営する上での注意点3つ
バーを開業してから経営を軌道にのせるためには、以下の3点に注意し、競合よりも有利な店舗経営を意識することが重要です。
競合優位性を磨く
上記の「バーの経営のコツ7つのこと」でも述べましたが、競合にはない「自店舗の魅力」を打ち立てて、ブランディングを行うことは重要です。自店舗ならではの料理やカクテル、話がおもしろいバーテンダーなど独自の魅力を生み出せば、競合に負けない「強み」を作り、競合優位性を磨くことが重要です。
経営について学びPDCAをしっかり回す
バーテンダーとしての技術を学ぶことはとても重要ですが、それ以外にも、経営に関するスキルやノウハウを学ぶこともバーの経営では重要です。PDCAとは、「Plan(計画)」「 Do(実行)」「 Check(測定・評価)」「Action(対策・改善)」からなる「PDCAサイクル」を回し、常に経営戦略の見直しと改善を意識して経営するようにしましょう。
開業費用を抑える
バーの開業には多額の資金が必要ですが、元々バーだった居抜き物件を利用するなどし、安く抑えればその後の経営も楽になります。また、物件だけでなく機材や備品などについてもリースやレンタル、中古品を利用することで、すべて新品で揃えるより大幅に安くなることもあります。
今回はバーの経営に欠かせない知識や注意点について解説しました。初期費用を抑えることで運転資金のために、資金を手元に残しておけるでしょう。競合との差別化を意識して、理想のバーを作り上げていきましょう。
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