飲食店の物件選びで重要な不動産会社。不動産会社の選び方や上手な使い方を紹介

物件を選ぶ際、不動産会社と良い関係づくりができれば、希望に合った物件を精力的に探してもらえる可能性が高まります。今回は、不動産会社の選び方とうまく付き合うためのコツを紹介していきます。

不動産会社の選び方

ツテなどがない場合、まず「飲食店向けの物件サイト」をチェックしてみましょう。その中から、自分が出店を考えている地域に詳しい不動産会社を選んでみてください。「その会社しか扱っていない物件がある」不動産会社を選ぶのがおすすめです。

また、すでに飲食店を経営しているオーナーに聞いてみるのも一つの手です。飲食店経営者が実際に検討した不動産会社や物件を教えてもらうことができれば、より良い物件に巡り合うために役立つことでしょう。

不動産会社と上手に付き合うコツ

実際に不動産会社を訪れる際に、注意する必要がるのが「服装」です。特に個人事業主の場合、服装ひとつで第一印象が大きく変わってきます。「きちんとしている人」だと思わせるような服装や身だしなみで行くのが望ましいです。

また「名刺を作っておく」「事業計画書・企画書を持参する」「メニュー表のサンプルを用意する」なども第一印象で好印象を与えられる可能性があります。これは、単なる冷やかしや夢物語ではなく、事業として真面目に取り組んでいることを伝えることのできる一つの手段です。名刺一枚、企画書一枚で、印象が大きく変わることを知っておくようにしましょう。

不動産会社は、物件オーナーである貸主に、飲食店開業者である借主を紹介する立場です。トラブルを少しでも避けるためにも、印象の良い人や計画性のある人に対して物件を紹介したいと思うのは当たり前です。慎重に契約相手を見ているため、すぐに良い物件を紹介してもらえなかったりしても、熱意や計画をしっかりと伝えていれば、不動産会社はいずれ良い物件を紹介してくれるようになります。

不動産会社とのトラブルや注意点

不動産会社は、基本的に良い物件を紹介しようと考えてくれますが、飲食店開業に不慣れな借主に、物件の良い面だけを紹介して契約を急かすケースもないとは言い切れません。物件を紹介したり下見を行ったりしたときに、デメリットもきちんと伝えてくれる不動産会社は信頼できますので、ひとつの選択基準として覚えておきましょう。

不動産会社側も、悪気なく悪い物件を紹介してしまうことがあります。
例えば「物件に欠陥があった」「飲食店向きの物件ではなかった」などです。借りてから大きな修繕が必要になったり、ガス管を新設しなければならなかったりすると、初期コストが多くなってしまいます。このような場合、事前に伝えてくれれば参考にできますが、不動産会社側もそこまで下調べしていない場合や、不動産会社がそもそも飲食店開業の知識がなかったりすることもあります。そのため、飲食店の開業に詳しい不動産屋を選ぶ他、相手任せにせず、自分でもきちんと確認するようにしましょう。できれば物件を見に行く際に、店舗の設計や施工を依頼する予定の内装会社に同行してもらうようにしましょう。同行してもらえれば店づくりのプロの視点でアドバイスをしてもらえます。

その他、サイトなどで情報収集することはもちろん、不動産会社とは自分からどんどんコンタクトを取っていくことが重要ですです。そこから良い出会いがあったり、良い関係づくりができたりすれば、良い物件を紹介してもらえる可能性もあるので積極的に情報収集するようにしましょう。

いつチャンスが来ても慌てずに対応できるように、事業内容のプレゼンテーションを行う準備をしておくようにしましょう。その他物件を紹介された際には、自分のやりたい業態に合っているかどうかを冷静に見極める必要があるので、自分の中に選定基準を作っておき、その場の空気に流されないように注意して物件を選ぶようにしましょう。

◯会社概要
㈱店舗高値買取センター
住所:東京都新宿区西新宿1-4-11全研プラザSpaces 4階
•HP: https://t-kaitori.com/
•撤退希望者向け: https://t-kaitori.com/lp/

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