パン屋の物件選びのポイント解説。狭小店舗でも、郊外でも繁盛店に!

全国どこでも見かけるパン屋。都心、郊外問わず個人経営の繁盛店が多くあります。繁盛するパン屋を目指すならどんな立地がよいか、パン屋開業の際に知っておきたい物件選びのポイントを今回はご紹介します。

狭小店舗であっても、郊外であっても開業できるのがパン屋の強み

パン屋は、売場の面積や店の間口が小さくても出店が可能です。一般的には、パン店の厨房設備に約10坪はほしいです。工夫次第では、1階を店舗、2階を厨房とするなど工夫できる物件も存在します。また、パンは毎日のように購入するもののため、必ずしも便利な場所でなくても出店し、繁盛店になことが可能です。そのため住宅地やロードサイドなど、郊外の物件でも周辺地域から集客が可能な場合は候補となります。

また個人の創意工夫で成功できる業態であることも強みの一つです。数あるパンのなかで、自分の得意分野を選びレシピを考案し、商品を展開できることができます。またパンは嗜好品とは異なり主食のため、景気が悪いときでも一定の需要が見込めます。

パン屋業態の弱み

上記ではパン屋の強みを紹介しましたが、弱みも紹介していきます。
まず初めにパン屋はライバルが多い業態です。仮にライバルの少ない立地に出店しで繁盛した場合でも、新しい店舗に客を奪われてしまう可能性もあるので、常に差別化できるパン作りに努める必要があります。

また重労働なのでスタッフ確保も重要なポイントとなります。
「パン屋で働いてみたい」という人は多いのですが、働いてみると重労働で拘束時間も長くなるため、短期間で従業員が辞めてしまい悩むオーナーは多いです。また原材料価格の影響を受けやすいというデメリットもあります。近年では小麦粉の価格が世界的に上昇したり、バターや砂糖など、原材料価格高騰による値上げが経営にとって痛手となることがあります。

パン屋開業にあたり、初期費用をおさえ物件を選ぶには?

店舗の規模にもよりますが、パン屋はミキサーやオーブン、発酵室など厨房設備への投資が必要となります。そのため開業のために準備すべき総費用は1000万円~3000万円程度となります。まとまった資金が必要だからこそ、物件にかかる費用は極力抑えましょう。ここでは、失敗しないためにも、次のポイントをしっかり抑えながら、物件を選んぶコツを紹介していきます。

■路面店、人通りが多く立ち寄りやすい場所

パン屋は住宅街でも集客が見込めます。そのためまず路面店の確保はしたいところです。交差点からよく見える店舗、隣に繁盛店がある立地などが有力候補です。また車利用が予想される場所では、駐車場スペースも必要となります。

■北向きor東向き

日差しの向きによっては、商品が劣化してしまいます。
そのため商品の劣化が最も少ないのは北向きの店舗、次いで東向きです。

■対面販売か、セルフ方式か

対面販売の場合売り場スペースは3坪でも可能です。お客さまが自由に選ぶセルフ方式では、少なくとも10坪程度のスペースの確保が必要となります。販売したいパンのアイテム数が少なければ対面で、多い場合はセルフが適しています。

■パン店の居抜き物件

あまり多くはないですが、開業したいエリアでパン店の設備を備えた居抜き物件があれば初期費用がぐっと抑えられます。
弊社の”居抜き職人”サービスを使用し、物件を探すことも可能なので、一度登録してみてください。

https://t-kaitori.com/blog-inuki

パン屋開業では、注意点をクリアすることにより個人経営でも成功の可能性が大いにあります。「自分が世に出したいパンはこれ」というイメージが描けたら、理想のお店つくりをしていきましょう。

◯会社概要
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