飲食店のアルバイトの採用の流れと注意点を紹介!

アルバイトを採用する場合、基本的な流れは、正社員採用と同様の流れで採用します。まず、飲食店シフト表により必要な人数を割り出し、採用基準表により採用すべき人を割り出していきます。本日はそのアルバイト採用の流れと注意点を紹介していきます。

アルバイトスタッフの募集方法

店頭での貼り紙

店頭での張り紙は、最もコストの掛からない方法です。開業後すぐにスタッフを募集したい場合、物件を契約したら、すぐにお店のシャッターなどに、「オープニングスタッフ急募!」などのチラシを貼っておくと良いです。その際、待遇はもちろんのこと、お店の雰囲気や特徴などを分かりやすく書いておくようにしましょう。そのような特徴を書いておくことで、お店の雰囲気に合った人が応募してくる傾向があります。オープン後の場合は、店内やショップカード等を使って、求人の告知をする方法もありますので、臨機応変に募集方法を変えましょう。

求人媒体

紙媒体でも、WEB媒体でも、アルバイト募集に適した求人媒体は数多くあり、それぞれ、地域や職種によって強い、弱いがあるため、一概のどの媒体が良いとは言えません。しかし、飲食業に特化した求人媒体だと、最近の求職事情や効果的な求人の出し方などを、丁寧にアドバイスしてくれることが多いようです。
利用料金はピンキリですが、安いものでは月額5,000円ぐらいから求人広告を掲載することは可能なようです。また、求人情報のエリアを限定することができたり、成功報酬型の求人媒体もあるようなので、そういったものを複数利用するというのも1つの方法です。

知人や従業員等からの紹介

アルバイト採用の場合、そこまでコストを掛けなくても、友人や知人、従業員や親族等に声を掛けてみると、意外とあっさり見つかったりすることも多いです。
知人や友人、取引先等からの紹介の場合、紹介する側にも、それなりの体裁があるので、「それなりの人」を紹介してもらえるという利点がありますが、一方で面接しても自分の店に合わないとなった場合、「紹介してもらった手前、なかなか断りにくい」というデメリットもありますので注意が必要です。

アルバイト採用の注意点

正社員と同様、アルバイトの採用も、書類審査、採用面接を経て、合格となれば採用通知を出すのが理想的です。しかし、お互いの手間を省く為に、書類審査、採用面接、合否判定をすべて同日に行うことも少なくないようです。

ここでは、アルバイトを採用する際の注意事項について、説明します。

雇用契約の締結

アルバイトやパートの場合でも、人を雇い入れる場合には、雇用条件を書面等で明示することが法律で義務付けられています。雇用契約は口頭でも成立しますが、後々のトラブルを避ける為に、きちんと雇用契約は締結しましょう。

社会保険・雇用保険の適用有無

アルバイトの社会保険適用は、契約期間や所定労働時間がどの程度の長さかで適用の有無が決まり、適用基準は保険制度によって細かく定められているため、雇用条件が決まったら、管轄機関のホームページ等で確認するか、お近くの社会保険事務所や社労士事務所等に相談してみましょう。

未成年者をアルバイトとして採用する場合

未成年の場合、年齢を証明する書面(住民票記載事項証明書など)を、事業場に備え付ける必要があり、トラブル防止に備え、身元保証人をつけることも重要です。その際、身元保証人の連絡先も控え、万が一の際に身元保証人に直接連絡できる体制を作っておくようにしましょう。

また、未成年を雇用する場合は、ほとんどの変形労働時間制や午後10時の業務等が禁止されているので注意が必要です。その他未成年の法律上、飲酒や喫煙が禁じられていますため、もし勤務中、飲酒や喫煙が発覚した際にどのような処置をとるかといったことは、労働契約時に書面および口頭でしっかり確認しておくようにしましょう。

助成金の受給

アルバイトやパートの採用時に助成金をもらえることはありませんが、アルバイトやパートを正社員化する場合には、条件を満たせば、助成金を受給することが可能です。アルバイトやパートの中から勤務態度や習得スキル等において、正社員化を図っていくことを考えている方は、予め、どのような条件で、助成金の申請を行うことができるかについてしっかりと調べておくといいでしょう。

今回は、アルバイト採用について紹介しました。しっかりと流れを把握し、人材を確保して良いお店作りを目指しましょう。

◯会社概要
㈱店舗高値買取センター
住所:東京都新宿区西新宿1-4-11全研プラザSpaces 4階
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