飲食店の雨の日の集客方法!雨の日にやるべきこと

日本の降雨量は年々多くなっていますが、降り方が変化し、1日中降ることが少なくなり、ゲリラ豪雨のように短時間で集中的に大雨が降る回数が多くなっていると言われています。飲食店では一般的に雨の日は来客数が少なくなる傾向にあります。一方で、雨の日の特典やサービスを作ることにより、新規顧客の開拓や集客につなげている事例もあるため、今回は雨の日の集客方法について紹介します。

雨の日には来客数が少なくなる?

ここでは、雨の日に来客数が少なくなる原因を探っていきます。

やはり、誰しもが、「濡れたくない」、「傘を指すのが面倒」、「野外のイベントが中止になった」、「億劫で外出したくない」など、心理的な要因で、来客数が減ってしまいます。

そのため、雨の日に来店数を維持するには、雨の日だからこそ、「ここの店に食べに行こう」と思ってもらう事が重要です。どのような工夫をすればいいかの例を挙げていきます。

雨の日特典

まずは、王道の雨の日限定特典ですが、雨の日得点にも様々な工夫が必要です。雨の日に来店したお客様に特別なサービスや割引を提供することで、集客を促進することが目的ですが、いつ誰に特典を用意するかが重要です。まずは、初めて来客して頂くお客様向けと、常連のお客様向けに分けて特典を考えてみましょう。

初めて来客して頂くお客様向け

外出時に雨が降り、「家に帰ってご飯を作るのが面倒だから食べて帰ろう」と思う新規のお客様の来店が期待されます。そのようなお客様には、雨の日だけにもらえる次回使える特典などを提供することで、常連になって頂けるような施策をすると良いです。

常連のお客様向け

常連のお客様はいつでも行けるという考えがあり、雨が降り出してからわざわざ店に出向くのは、億劫と思う人も多いです。そのため「朝8時時点でエリアの降水確率80%以上」など雨が降る前から条件を決め、集客に成功しているお店もあり、その場合、SNS等でその日の降水確率と割引について告知するようにしましょう。

デリバリー・テイクアウトに対する特典

雨の日は外出を億劫に感じる人が多いため、デリバリーの需要が高くなります。自社でのデリバリーサービスを展開している場合、雨の日の注文に対して特別な割引を提供することで、注文してくれる可能性が高まります。その他、外部のデリバリーサービスと提携している場合、そのプラットフォーム上での露出を高めることが重要です。

デリバリーだけでなく、テイクアウトの需要も増えます。会社や学校帰りの人は、スーパー等で買い物をし、雨の中重い荷物を持って帰ることが億劫になりつつも、早く帰りたいという心理が働きます。そのため、コンビニなどでお弁当を買って帰る人も多くなります。そのようなお客様向けにコンビニよりも1ランク上の飲食店が雨の日特典を行うことで、利用人数も増えます。

雨宿りのお客様に向けたサービス

はじめに述べた通り、最近は、ゲリラ豪雨など、予期せぬ突然の大雨になることも多く、カフェやファーストフード店などでの雨宿りを余儀なくされるケースも多いです。雨宿りのお客様に来店してもらうには、チェーン店との差別化が重要です。

まずは、「雨宿りのお客様歓迎」の張り紙をするなど、通りすがりのお客様に向けて分かる場所にアピールするようにしましょう。その他、SNSで「雨宿り」「雨宿り歓迎」などのワードで発信することで来客を見込むこともできます。

ドリンクのみやケーキ、スイーツセット、軽食セットなど雨宿りのためのメニューを用意し、割引が可能であれば雨やどり割引などをするようにしましょう。ドリンクバーがある店であれば、ドリンクバーのみの利用者向け割引なども効果があるため実施するようにしましょう。その他、寒い日には温かいスープなどをメニューに組み込むと喜ばれます。

ゲリラ豪雨など、急に雨が降り出すと、チェーンのカフェ等は、注文の列や席を探す人などで溢れかえることがあります。そこで、「現在空席あります」「スイーツセットや軽食メニューあります」などチェーン店との差別化を計る言葉や、気軽に入れることを店頭での張り紙の他に、SNSでも告知するようにしましょう。

おもてなしの心

上記の様な戦略も重要ですが、やはり雨の中、わざわざ来店されたお客様のためのおもてなしの心も忘れてはいけません。濡れた服や荷物を拭くためのタオルやテッシュの用意、席の番号をと同じ番号をお客様の傘にくくりつけるなど、小さな気配りがあるとお店の印象が良くなり、次回の来店にもつながる可能性があります。

雨の日だからと言って来客数が伸びないのをただ悩むのではなく、様々な工夫で集客していきましょう。

◯会社概要
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