立ち飲みスタイルの飲食店の開業のポイントと物件選びのコツ

コロナ禍以降、少人数で手軽に利用できる「立ち飲み屋」や「スタンディングバー」といった飲食店がが増えています。そこで今回は、立ち飲み、立ち食いスタイルのなどの開業のポイントと物件選びのコツを紹介します。

立ち飲み、立ち食いスタイルの業態のメリット

立ち飲み、立ち食いスタイルの店を開業するメリットとして以下があります。

初期投資が抑えられる

立ち飲み、立ち食いスタイルの店は基本的に小規模で、物件費が安いことに加え、内装設備もシンプルになるため、初期費用を安く抑えることができます。

回転効率

立ち食い、立ち飲みの場合、短時間で切り上げるお客様が多く、着席スタイルより回転効率が上がります。

人件費の削減

立ち飲み、立ち食いのスタイルのお店は、カウンター内の店スタッフが調理と接客を担当し、カウンターのみであれば片付けも簡単です。また水などに関して、セルフサービスを導入すれば、さらに手間を減らすことも可能です。人件費が抑えられるとともに、スタッフ一人当たりに払う人件費を上げることも可能になります。

原価率を上げられる

初期投資、人件費が抑えられ回転率も高いため、料理の質を上げたり、価格を安く抑え顧客満足度を上げることが可能です。

常連客を獲得しやすい

店員と客の距離が近く、接客以外のコミュニケーションも取りやすいのが立ち飲み、立ち食いスタイルの業態です。短時間の気軽な滞在が楽しい体験ができれば、常連となる可能性が高いです。

一方で立ち飲み、立ち食い店を利用するユーザー側の一番のメリットは、安く気軽に利用できることです。最近は店の選択肢が多様化し、一人あるいは少人数で食事やお酒を楽しめる場所として立ち飲み、立ち食いの店は認知されてきています。

立ち飲み、立ち食いの物件探しのコツ

立ち飲み、立ち食いの店に適した物件探しでは以下がポイントです。

路面店

ふらっと立ち寄って短時間で楽しみ、すぐに帰るというお客様のニーズに応えるため、物件探しでは路面店がおすすめです。

入りやすさ

上記の路面店であることに加え、店構えや導線の点で入りやすい店にできそうか確認しましょう。また店外にテーブル席を設置できる店もお客様が立ち寄りやすくなるため、おすすめです。

規模

すべてのお客様に目が届き、一人でも切り盛りできる定員15名くらいまでの小規模店が一般的です。小さな面積の飲食店については、以下で詳しく説明していますので併せて確認してください。

駅前繁華街だけでなく商店街も

立ち飲み、立ち食いの店は、予定を立てて出かける場所ではなく、気が向いたときに立ち寄るという使われ方が多いため、人通りが多い場所が適しています。都心の繁華街だけでなく、住宅地や、商店街への出店例も増えています。

工夫により更に初期費用を抑えることも可能

元々立ち飲み店やカウンター居酒屋などで使われていた居抜き物件であれば内装工事費を抑えることが可能です。その他、ドラム缶やビールケースを利用したテーブルを設置すれば、費用を抑えるとともにカジュアルな雰囲気を演出することができます。弊社では、居抜き物件を取り扱っておりますので気になる方は、是非以下のサービスの登録をお願いします。

また、立ち飲みであってもこだわりのドリンクや料理を出すために、ドラフトタワーや最新の調理器具にはお金をかけましょう。立ち飲み、立ち食いの店の設備費用は安さを追求すれば200万円~500万円程度からとなります。

立ち飲み、立ち食いの店を開業し、地域に根差した繁盛店を作っていきましょう。

◯会社概要
㈱店舗高値買取センター
住所:東京都新宿区西新宿1-4-11全研プラザSpaces 4階
•HP : https://t-kaitori.com/
•撤退希望者向け : https://t-kaitori.com/lp/

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