なかなか理想の物件に出会えない方必見。飲食店の理想の物件に出会うコツを紹介！
飲食店の開店準備期間は、できるだけ短くしたいと思う方が多いと思います。しかし実際、物件が見つかるまでに6カ月〜１年をかかることが多いと言われています。物件探しをはじめていて、更にもうすでに探し始めて3カ月ほど経っている場合、見つからない原因に目を向け、探し方を変えてみたりすることも大切です。今回はそんな方に必見の理想の物件に出会うコツを紹介していきます。
理想の店舗が見つからない原因
「気に入った物件が全然見つからない」と悩みを抱える飲食店開業希望者の方が多くいます。これは、物件が見つかりにくくなっている理由があり、そのうちの一つに、大手企業から個人店まで似た条件の物件を好むようになってきたことがあげられます。大手企業はこれまで、大型物件や新築店舗で開業することが多かったです。しかし近年では、個人店であっても出店する可能性がある、20坪程度の物件で展開する大手企業が増えています。大手企業がいち早く物件を取得するため、市場に出回る良い物件の数が限られてしまうのが現状です。
またその他の原因として、自らが物件を制限してしまっていることがあげられます。「飲食店は立地8割」と言われ、駅近や繁華街、１階が良しとされていることが多いです。このような情報により、視野が狭まっていることがあります。また、「この地域、この駅付近で開業する」というこだわりが制限になってしまっていることもあります。このような外部の情報で視野を狭めるのではなく、「自分の商売を成功させる」という視点で、希望条件を見直してみることも重要です。
妥協するのではなく、選択肢を広げる
物件が見つからないからといって妥協するというのは違います。ここで必要なのは、選択肢を広げるということです。
エリアの拡大
特定の駅名や地域にこだわっている場合、物件は限られてしまいます。まずは隣の駅、隣の地域と少しだけでいいのでエリアを広げてみましょう。特定のエリアを少し外れるだけで、家賃が大きく下がることなどもあります。その他エリアではなく、ターゲットを重視した店舗づくりを進め、これまでと全く異なるエリアを検討するのも一つの方法です。ここで注意しなくてはならないのは、エリア広げることで不便がないようにすることが重要です。自らの通勤時間や距離、仕入れに支障が出ないエリアを検討する必要があります。
視認性の観点で考える
１階の物件は、視認性の観点から集客がしやすいため人気がありますが、家賃は高額です。しかし、空中階や地下階の店舗では集客ができないかと言うと、そうではありません。空中階や、地下階の店舗であっても視認性が高ければ、開業する価値は十分にあります。
視認性が高い条件は主に３つです。１つ目は１階に入っている店舗が繁盛していることに加え、人の流れがあることです。２つ目は、看板やのぼりを出せることです。店を認知してもらうには非常に大切な条件です。最後に３つ目は、階段の場所がわかりやすいことです。階段がわかりにくい場所にある場合、お客様が入りたくても入ることができません。また、地下階の物件であれば、完全な地下ではなく半地下にある、空中階の店舗は、窓が大きく中の様子が分かるといった条件の物件を探してみるとよいでしょう。視認性については、以下の記事でも詳しく説明していますので、併せて読んでみて下さい。
居抜き物件の活用
理想の店舗を作るとなると、自由度の高いスケルトン物件を探す方が多いです。理想通りのお店になる一方で、内装工事費用は高額になります。初期投資が多いと、開業後に運転資金が不足し、経営に失敗してしまうこともあります。そこで選択肢の一つとなるのが、居抜き物件です。設備等が残っているため、効率的に開業準備を進められます。キッチン等ではなく、外観や看板の工事を重点的に行うことで、前テナントのイメージから切り離すことも可能です。弊社では、居抜き職人というサービスも取り扱ってますので、是非この機会に登録してみて下さい。
開業資金の増額
開業準備に使えるお金を増やすことで、物件の選択肢も増やしやすくなります。初めての開業だと、躊躇される方もいるかもしれませんが、融資を受けるのも一つの方法です。飲食店の開業資金の場合、銀行からの融資はなかなか受けられないため、政府系金融機関である「日本政策金融公庫」から借り入れることがほとんどです。
どんな物件に出合えるかは「ご縁」と言われることが多いですが、ご縁を掴むためには物件を絞り過ぎないことが大切です。
選択肢を増やして理想の物件に出会いましょう。
◯会社概要
㈱店舗高値買取センター
住所：東京都新宿区西新宿1-4-11全研プラザSpaces 4階
•HP : https://t-kaitori.com/
•撤退希望者向け : https://t-kaitori.com/lp/