複数の業種を合わせるミクストランとは

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ここ数年「ミクストラン」という言葉を耳にするようになりましたがどんな意味があるのかご存じでしょうか?

●そもそも「ミクストラン」とは?

「ミクストラン」とは、最近よく目にする「書店×カフェ」「コインランドリー×カフェ」など、「他業種×飲食店」のような業態の飲食店のことです。

ちなみにネーミングに由来は、株式会社リクルートライフスタイルの調査・研究機関である「ホットペッパーグルメ外食総研」がミックスとレストランを掛け合わせて作った造語になります。

以前よく目にしたのは、書店とカフェを組み合わせた「ブックカフェ」ですが、最近ではコインランドリーやジム、花屋など幅広い業種に広がりをみせています。

こうした背景には、効率的に時間を使いたい消費者や、他店舗との差別化を求める飲食店の動向が垣間みえます。

●注目されている理由は?

テレビなどでも紹介されるほど話題になっているミクストランは、なぜ注目されているのでしょうか?ミクストランが注目されている理由は大きく3つあります。

① 時短になる2つのことが一緒にでき、待ち時間や移動時間が少なくて済むミクストランは、毎日を忙しく過ごしているビジネスマンやビジネスウーマンからの需要が特に多くあります。

これは、時間を無駄なく効率的に使える「時短」につながるからです。「時短」を活用する事によって、より自分のライフワークを充実できるのがミクストランであり、最も大きな魅力でもあります。

②「ながら」利用ができるただ待っている時間を過ごすのではなく、何かをしながらこれも楽しむという「ながら」利用ができるのもミクストランの魅力の一つです。「ながら」利用はなんだかお得な感じがしますよね。

このお得感が利用者の満足に繋がっているのかもしれません。③ 付加価値が増える付加価値が増えるのもミクストランの注目される理由です。

ジム×飲食店のミクストランでは、ジムが終わったらヘルシーフードのサラダやスムージが食べられます。ジムで体を鍛える他に食事面でのサポートもできるため相乗効果が高くより効果が期待できるのです。

自分の目的にプラスアルファして他のことも楽しめるミクストランは、付加価値が基本となったとても嬉しいシステムといえます。

●成功させるには注意点もあり

蔦屋書店×スターバックスの例のように、ミクストランを成功させるには注意点もあります。組み合わせる2業種の親和性が悪い場合は、2つが足を引っ張りあってしまう可能性も。

極端な例ですが、前述で述べた付加価値ジム×飲食店に関していうと「体を鍛えるためのジム」に「高カロリー・高糖質のメニューを提供するレストラン」を組み合わせても、ヒットさせるのは難しいでしょう。

ジムには「低カロリー・高タンパクなメニューを提供するレストラン」の方が相性がよいといえます。また、組み合わせる業態はどちらも魅力的でなければいけないのもポイント。

例えば、コインランドリーとカフェを組み合わせる場合、「洗濯のついでにカフェを利用する人」だけでなく、「カフェに行くついでに洗濯をする人」も集客しなければなりません。

単なる洗濯中の時間つぶしとして低クオリティなカフェを併設しても、集客や売り上げの向上にはつながらないでしょう。

どんな組み合わせがあるの?

「ミクストラン」は全国的に増えており、実用的な業種から趣味まで幅広いジャンルのミクストランがあります。あったらいいなと思う組み合わせや、驚きの組み合わせのミクストランがたくさんあります。

<<ミクストラン組み合わせ例>>
・書店とカフェ(ブックカフェ)
・コインランドリーとカフェ
・美容室とバー
・スポーツ施設とカフェ
・ボーリングや温泉などの娯楽施設とレストラン
・陶芸教室などのセミナー施設とレストラン
・洋服直しの店とカフェ
・トレーニングジムとカフェ

まとめ

ミクストランは、ただの他業種一体型レストランにあらず。そこには効率化、時短、コミュニティなど、さまざまな要素が含まれています。

他店舗との差別化を図ることもでき、上手く活用すれば、相乗効果が期待できるのも飲食店側にとっては大きな魅力です。

今後も「ミクストラン」のような飲食店は増加するとみられていますので、今後飲食店開業を検討されている方は、その動向をチェックしておきましょう。

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