
10坪前後の飲食店で考えたいこと
10坪前後でも、必要な設備と動線が収まり、席数に見合う売上を作れれば、飲食店の営業は考えられます。広さの印象だけで決めず、予定する営業がその場所でできるかを確かめましょう。
客席より先に厨房と動線を見る
厨房、通路、トイレ、手洗いなど、営業に必要な機能を収める必要があります。保健所の基準も確認し、席を増やすために必要な空間を削らないようにしてください。
仕込み、調理、提供、洗い物の順に動きを確かめます。少人数で営業する場合は、行き来が短く、作業がぶつからない配置を考えましょう。
メニューと設備が広さに合うか
麺類の専門店など、商品を絞って調理工程をそろえられる業態は、小さな店でも検討しやすくなります。立ち飲みやテイクアウトを組み合わせる方法もあります。
ただし、業態の名前だけでは決められません。大きな仕込み場所や多くの在庫、長時間の滞在を前提にするなら、その空間で足りるかを確かめてください。
席数から売上を計算する
例えば6席、客単価5,000円、1日2回転を想定すると、全席が埋まる計算で売上は1日6万円です。想定どおりに埋まらない日も含め、現実的な売上を見積もります。
そこから家賃、食材費、人件費などを引いて、営業を続けられるか確認してください。席数が少ない分、客単価と回転数を曖昧にしないことが大切です。
居抜きでも実際の作業を試す
設備が残っていても、自分のメニューに使いやすいとは限りません。機器の位置、保管場所、配膳のしやすさを確認します。
必要な改修と費用が分かれば、小さな店の家賃や設備費の利点を生かせるか判断しやすくなります。
狭い店の使い方も考える
カウンターで料理の様子を見せる、一人でも入りやすくするなど、小さな店に合う工夫もあります。詳しくは狭い飲食店を使いやすくする工夫をご覧ください。
