居抜きの電気容量は足りる?
居抜き店舗の電気容量は、使う機器を並べてから調べます。前の店で営業できていても、同じ設備で足りるとは限りません。
冷蔵庫、食洗機、IH、エアコン。型番と台数を控え、電気工事業者に見てもらいましょう。
200Vにも種類がある
機器の仕様書には、単相100V、単相200V、三相200Vなどの表示があります。電圧が同じでも、単相と三相は別です。
物件資料に「200Vあり」と書かれていても、それだけでは使えるか分かりません。機器が必要とする電源まで確かめます。
東京電力も、単相機器と三相機器では電気の供給方式が異なると案内しています。両方を使う店舗では、契約が分かれる場合があります。
機器一覧に書く4項目
- 機器名・型番・台数
- 単相か三相か、必要な電圧
- 消費電力・定格電流
- 同じ時間に動かす機器
たとえば、ランチ中は食洗機と炊飯器を同時に使うか。仕込み中はオーブンも動くか。実際の使い方を業者に伝えます。
エアコンや照明も一覧に入れてください。厨房機器の数字を足すだけで、必要な契約容量を決めないようにします。
内見では写真を残す
管理会社に、現在の契約容量と電気設備の図面を尋ねます。前の借主の契約資料があれば、個人情報を除いた内容を見せてもらいましょう。
分電盤の表示、機器の型番ラベル、コンセントの位置を撮影します。盤の内部を開ける調査は電気工事業者に任せます。
「どの機器を、どこにつなぐか」が分かる写真があると、現地調査を頼むときに役立ちます。
増設できるかも聞く
容量が足りないときは、契約変更だけで済むのか、配線などの工事も必要なのかを調べます。
建物側の工事や貸主の承諾が必要になることもあります。管理会社と工事業者の両方に、工事の可否・費用・使い始められる日を聞いてください。
機器を買う前に、見積もりと日程までそろえます。「入居してから何とかする」で進めると、機器の選び直しが必要になるかもしれません。
確認が済んでから契約へ
候補物件が見つかったら、使いたい機器の一覧を内装業者にも渡しましょう。電源の位置と厨房の配置を、一緒に検討できます。
業者と現地を見る段取りは、内装業者と物件を内見するタイミングを参考にしてください。
条件に合う物件を探す
必要な電気容量を整理したら、候補物件を設備条件と一緒に比べましょう。居抜きビュッフェで関東の物件を探すと、内見前に確認したい候補を絞れます。
