居抜き売却の募集資料に誤りがあったら|訂正依頼の伝え方
居抜き売却の募集ページや設備表を見て、「この冷蔵庫は譲らない」「引渡し日はまだ決まっていない」と気づいたら、資料を作った担当者へ連絡しましょう。
直してほしい箇所だけでなく、確認できている事実と、まだ確認が必要なことを分けて伝えます。訂正を頼んだことと、掲載内容が直ったことも、別に確認してください。
間違いの場所と、確認できる資料をそろえる
まず、掲載ページのURL、資料のファイル名・作成日、該当するページや設備番号を控えます。同じ店舗でも、募集サイト、PDF、設備表で内容が違うことがあります。
次に、表示されている内容と、確認できている事実を並べます。たとえば、譲渡対象外にした機器が設備表に含まれているなら、担当者と確認した設備一覧を添えて伝えます。これは記載例であり、実際の取引事例ではありません。
面積、賃料、設備の所有者などが分からないときは、推測した数字や条件に書き換えず「未確認」とします。貸主・管理会社や契約先への確認が必要な項目を、担当者と分けましょう。
訂正依頼は「場所・内容・確認状況」を一通に
次の文例を、自店で確認できた内容に置き換えて使ってください。
「募集資料の訂正について確認をお願いします。対象は[URLまたはファイル名]の[該当箇所]です。現在は[記載内容]となっていますが、手元の[資料名・確認日]では[確認できた内容]です。[未確認の点]はまだ確認できていません。訂正内容と反映予定をご連絡ください。同じ内容を掲載した別の媒体や、候補者へ渡した資料がある場合は、そちらの対応も確認したいです。」
費用や引渡し日など、検討の前提に関わる誤りがある場合は、訂正までの掲載・資料配布をどう扱うかも担当者へ確認します。修正を確認できていない媒体について、修正済みと案内しないようにしてください。
修正版だけでなく、古い資料の行き先も確認する
新しいPDFを受け取っても、募集ページや担当者の手元に古い版が残っている場合があります。訂正した資料には、更新日や版番号を付けて見分けられるようにします。
担当者には、どの媒体を修正したか、古い条件を伝えた候補者への連絡が必要か、その連絡を誰がするかを確認しましょう。候補者の連絡先をむやみに集めるのではなく、窓口となっている担当者を通じて対応状況を確かめます。
配布先が分からないものは、訂正完了とせず「配布先確認中」と残します。ただし、まだ確認を頼んでいない項目は「未確認」です。
最後に、買い手が見る表示で照合する
担当者から反映の連絡を受けたら、通常の掲載URLと修正版の資料を開き、依頼した箇所が直っているか確認します。ページ本文だけでなく、写真の説明や添付の設備表に古い内容が残っていないかも見てください。
確認した日、修正後のURL・ファイル名、残っている未確認事項を一か所にまとめます。内見が決まっている場合は、当日の説明も同じ条件にそろえます。居抜き売却に向けた内見の準備も参考にしてください。
この記事は、募集資料の確認と担当者への連絡を整理するものです。契約や申込みが進んでいる場合の対応は、訂正だけで完了と判断せず、担当者や必要に応じて専門家へ確認してください。
