飲食店の給気不足を調べる
飲食店の換気では、空気の出口と入口を両方見ます。換気扇が回っていても、必要な空気が入ってこなければ、換気の状態は判断できません。
居抜き物件では、前の店の換気設備が、自分の調理内容に合うかを設備業者に調べてもらいましょう。
給気は空気を入れること
室内の空気を外へ出すのが排気。外の空気を取り入れるのが給気です。
厨房フードや換気扇だけでなく、壁・天井の給気口も探してください。家具や看板でふさがれていないかも見ます。
ビルの共用設備とつながっている場合は、運転できる時間を管理会社に聞きます。深夜まで営業したい店では、営業時間と設備の運転時間が合うかも大切です。
ドアが重いときは相談を
換気設備を動かすと、入口のドアが開けにくくなる。手を離すと勢いよく閉まる。こうした変化は、給気不足の手掛かりになります。
給気が足りず、店内の気圧が外より低い状態を「負圧」といいます。ダイキンも、ドアの開けにくさの原因として案内しています。
ただし、ドア自体の不具合も考えられます。重さだけで原因を決めず、運転前後の違いを業者に伝えてください。
内見で見る4か所
- 厨房:フードと換気扇の位置・型番
- 客席:給気口と排気口の位置
- 屋外:排気が出る場所と周囲の窓
- 設備図:ダクトの経路と共用部分
内見時に運転できるなら、管理者に操作を頼みます。実際の営業で使う設備を動かした状態で、音やドアの開き方を見せてもらいましょう。
煙が出るか試すために、勝手に火をつける必要はありません。調理機器の仕様と予定メニューを、設備業者に渡します。
清掃で済むか、工事か
給排気口の汚れは、点検や清掃の対象です。換気扇の交換を決める前に、現在の設備がどうつながっているか調べます。
見積もりでは、清掃、ファンの修理、給気の追加、ダクトの変更を分けてもらいましょう。費用に加え、貸主の承諾や作業日も確かめます。
「大きな換気扇に替える」だけで話を進めず、今の設備で足りない部分を説明してもらうことが先です。
ダクトの変更が必要なら、ダクト工事費を抑えるための確認事項も参考に、工事範囲を決めてください。
給排気を確認しながら物件を探す
予定メニューに必要な換気条件を整理してから候補を比べると、追加工事の見落としを減らせます。居抜きビュッフェで関東の物件を探すで、内見候補を確認してください。
