居抜きの冷蔵庫は使える?
居抜きに残る冷蔵庫は、電源が入るだけで「使える」と決めないでください。必要な温度まで冷えるか、自分の店の食材が収まるかを見ます。
中古の業務用冷蔵庫を買う場合も同じです。型番と状態を調べ、開業前の点検や修理に必要な日数を確保しましょう。
最初に型番を控える
本体の型番ラベルを撮影し、メーカー、型番、製造年、電源を控えます。見た目が似ていても、容量や使える電源が違う製品があります。
次に、譲渡する人の所有物なのかを確かめます。リース品や貸与品なら、その人の判断だけで譲れるとは限りません。設備リストと契約資料を突き合わせてください。
温度が下がる様子を見る
試運転は、管理者や販売店に手配してもらいます。開始時刻、設定温度、実際の庫内温度を記録してもらいましょう。
短い内見で表示が点灯しただけなら、「通電を見た」段階です。十分に冷えるまで見られなかった機器は、改めて点検を頼みます。
必要な確認時間や温度は、型番と使い方に合わせて業者と決めます。見ていない動作を、確認済みにしないことが大切です。
扉と庫内も開けて見る
- 扉のパッキンに裂けや隙間がないか
- 棚網が傷んだり、外れたりしていないか
- 庫内に強い臭いや水たまりがないか
- フィルターなどの清掃履歴が分かるか
ホシザキの機器診断でも、冷却回路や電気部品に加え、パッキンや棚網が点検・整備の対象です。外から見える傷みだけで、内部の状態までは分かりません。
油汚れを掃除したら使えるのか、部品交換が必要なのか。気になる場所の写真を業者に渡し、見積もりを取ります。
自分の厨房で使えるか
冷える機器でも、仕込み量に対して小さければ足りません。逆に、大きすぎると作業台や通路を圧迫します。
保管する食材の種類と量、扉を開ける場所、掃除できる隙間を見ます。設置条件は、機器の取扱説明書と照らし合わせてください。
修理の窓口を決めておく
修理できる業者、部品の手配、点検費用を事前に聞きます。販売店から買うなら、保証期間と対象範囲も書面で確かめましょう。
残る機器を使う費用と、交換する費用をそれぞれ見積もります。本体価格だけでなく、清掃・修理・搬入まで含めて開業予算に入れてください。
設備を見ながら物件を探す方法は、居抜きビュッフェの物件探しで紹介しています。
設備の状態を比べながら物件を探す
冷蔵庫を含む残置設備は、物件ごとに状態と契約条件が異なります。居抜きビュッフェで関東の物件を探すと、確認したい設備を候補ごとに整理できます。
