厨房機器の搬入経路を測る
厨房機器は、置き場所だけでなく、そこまで運ぶ道も測ります。店の入口を通れても、通路の曲がり角や厨房の扉で止まることがあります。
機器を注文する前に、道路から設置場所まで写真を撮り、寸法と一緒に搬入業者へ渡しましょう。
道路から厨房までたどる
まず、トラックを止める場所から厨房まで歩きます。通る順番に、入口、廊下、階段、エレベーター、厨房入口を書き出してください。
寸法は、扉を実際に開けた状態で測ります。枠の大きさではなく、取っ手や手すりを含めて、通れる幅と高さを控えます。
ホシザキも、業務用冷蔵庫の搬入前に、入口や通路、階段・エレベーターなどを調べるよう案内しています。
測っておきたい5か所
- 建物と店舗の入口:通れる幅・高さ
- 通路:最も狭い場所と天井の出っ張り
- 曲がり角:曲がる前後の幅と奥行き
- 階段:幅・踊り場・頭上の高さ
- エレベーター:入口・かご内の寸法と積載量
一番狭い場所だけでなく、前後の空間も写真に残します。直進できる幅があっても、長い機器を曲げて運べるかは別に判断が必要です。
寸法と写真を一緒に渡す
図面に、測った場所の番号を振ります。同じ番号を写真にも付けると、どこの寸法かが伝わります。
機器は幅・奥行き・高さに加え、型番と重量を伝えてください。梱包した状態で運ぶのか、どこで開梱するのかも業者に聞きます。
人が作業する空間や養生も必要です。本体の寸法が数値上は収まっていても、それだけで搬入できるとは決めないでください。
建物の搬入ルールを聞く
管理会社には、使える搬入口、作業時間、エレベーターの予約を尋ねます。通路や壁を保護する養生の方法と、共用部を使う申請も確かめましょう。
営業中の他店や近隣の通行を妨げないよう、車両の待機場所も含めて調整します。特殊な搬入になる場合は、現地調査を頼んでください。
見積もりは設置まで
見積もりには、運搬、搬入、設置、接続のどこまで含むかを書いてもらいます。既存機器の搬出や処分は別料金かも尋ねます。
扉を外す、機器を分解する、吊り上げるといった方法は、業者と管理会社の判断が必要です。自分たちでできる前提で注文しないようにします。
搬入後に扉が開くか、スタッフが通れるかも見てください。内見時の設備チェックと合わせて記録すると、次の打ち合わせに使えます。
搬入条件も含めて物件を探す
厨房機器の寸法が決まっている場合は、搬入口や通路も候補選びの条件になります。居抜きビュッフェで関東の物件を探すで、現地確認したい候補を絞ってください。
